時間がないとは言いたくない
私は現実に絶望したことがあります。
それは、世の中にある本全てを読むには人生はあまりにも短いということに気づいたときに感じました。
しかも、世の中と言わず図書館のにある本ですら読みきれない。私が通っていた大学で200万冊以上の蔵書があると聞いた瞬間に
1日平均1冊読んだとしても 200万日かかる。5,480年か。。。これは、絶対に読みきれない。
と、愕然としました。
それ以来、You Tubeにアップロードされる動画を全部閲覧することができなかったり、世界中にあるすべての街に行けないことに気づいたり(日本の街ですら、少なくとも2泊3日の滞在、観光すると想定すると1741自治体+移動時間>9年と考えられる。)
時間というのは限りがあるものなのだなとしみじみしていました。
そんな中ふと、面白そうな本を見つけました。
やりたいことを全部やる!時間術
臼井由妃
装丁もおしゃれだったので買ってみました。
絶対に世界中の本を読む、世界中の街に行くというのは不可能だとは分かってますが、せめてできる限りいろいろなこと、興味があることに触れてみたいという気持ちは変わりません。
時間に関することだけでなく、ビジネスのコツのような話が大半でしたが(仕事をどのように効率化できるかという話)、特に私に今一番足りないことが、第二章の冒頭に出てきました。
時間の手綱を放すな
中略)
ですから本章では、「時間を有効に活用するための、人とのつき合い方」についてお話させていただこうと思います。まず、次の基本原則を覚えてください。
時間の手綱を、決して相手に渡さないこと。
これは、すべての予定を自分がコントロールするべきであるということです。
なにかの約束を取り付ける場合に、絶対に
「いつでもいいですよ」「あなたの都合のいい日でいいですよ」
とは言ってはいけないということです。
相手の都合を反映させてしまうと、相手がそうと思わなくても、ペースを握られこちら側のコンデイションが整わないこともあります。
相手の都合によって思いの外、すぐに設定されてしまったり、逆に自身が想定しているよりもかなり遅くなってしまうこともあります。
これは、私自身は身に覚えがあります。しかも何度も。
これを言わないようにするためにはまず自分の予定を、把握しないといけません。
そこも、私の中で不得手としていたところで、向こう1週間くらいしか基本的に想定してませんでした。
振り返ると、随分周りに振り回されてきてしまっているなぁ、なんて思います。
時間の手綱、これだけは絶対に死守しようと思います。